絶対儲ける!ロト・ナンバーズ!

絶対儲ける!ロト・ナンバーズ!

へようこそ。

このページではナンバーズ3で引っ張りが発生する確率の理論値を計算しています。
計算は適当に選んだ数字が次回に出現すれば引っ張りになるとして行っています。
計算(その1)はパターン別に、本ページは数字の個数別に同じ確率を計算しただけです。
数字の個数を増やして引っ張り&飛び石ついても計算しています。

ナンバーズ3 引張確率理論値の計算(その2)

ナンバーズ3数字別出現個数
数字出現内訳
個数WT
・各位合計、第回終了時
・内訳は同じ回にその数字が単:1個、W:2個、T:3個の出現をしていたという意味です。
・「011」のようにダブル回でも0は1個なのでSではなく単としてあります。

前回の抽せん結果が「0, 1, 2」のようにシングルパターンだった時、「0, 0, 1」のようにダブルパターンだった時、「0, 0, 0」のようにトリプルパターンだった時、全てひっくるめるとナンバーズ3の引張確率は0.60751だと理論上は計算できました。

それじゃあ、個別の数字ではどうなのか?例えば「0」の引張確率はどうなのか?ってことが気になります。10個の数字だから10分の1?抽せんで3ケタの数字が決まるから10分の3?

恥ずかしい話ですがインターバルページを作るまで管理人はあまり深く考えず単純に10分の1と10分の3だと思い込んでいました。それに引っ張りには引張確率として何か特別な計算があるのだろうとも思い込んでいました。

結論的には当然ですが引張確率理論値の計算(その1)で計算した値と同じになります。本ページでは計算(その1)とは別なやり方で行っているだけですが、改めて個別の数字からナンバーズ3の引張確率を計算をしてみたいと思います。

ナンバーズ3 数字の個数から求める引張確率

前回の抽せん結果に「0」が出現していた場合、次回の抽せんでも「0」が出現すれば引っ張りが発生したことになります。
例えば、前回「0, 1, 2」→次回「0, 8, 9」となれば「0」の引っ張りが発生したことになります。

数字を2個「0, 1」にすると、前回「0, 1, 2」→次回「0, 8, 9」、前回「0, 1, 2」→次回「1, 8, 9」、前回「0, 1, 2」→次回「0, 1, 9」などになれば「0」か「1」の引っ張りが発生したことになります。

このような感じで適当に選んだ数字が次回出現する確率を計算してみたいと思います。数字が1個~3個の場合まで計算すればナンバーズ3の引張確率は計算できます。いきなり3個は大変なので1個から順に計算していきます。以下では「o, p, q, x」を使っていますが、「o, p, q」は選んだ数字、「x」はそれ以外の数字という意味です。

数字が1個の場合

選ぶ数字は何でも良いので適当に「9」とします。
次回の抽せん数字が「9, x, x」、「9, 9, x」、「9, 9, 9」になれば引っ張りが発生することになるのでそれぞれ分けて考えてみます。

・「o, x, x」:oは9の1個、xは9以外の9個、並べ方はoの場所の選び方で3ヶ所。∴1×92×3=1×81×3=243(通り)
・「o, o, x」:oは9の1個、xは9以外の9個、並べ方はxの場所の選び方で3ヶ所。∴1×9×3=27(通り)
・「o, o, o」:oは9の1個。∴1(通り)

結局、適当に数字を1個選んだ場合は次のようになります。
数字が1個の場合=243+27+1=271(通り)。次回出現確率=271÷1,000=0.271。

数字が2個の場合

選ぶ数字は何でも良いので適当に「8, 9」とします。
次回の抽せん数字が「8, x, x」、「8, 9, x」、「8, 8, 9」などになれば引っ張りが発生することになるのでそれぞれ分けて考えてみます。

・「o, x, x」:oは8か9の2個、xは8,9以外の8個、並べ方はoの場所の選び方で3ヶ所。∴2×82×3=2×64×3=384(通り)
・「o, o, x」:oは8か9の2個、xは8,9以外の8個、並べ方はxの場所の選び方で3ヶ所。∴2×8×3=48(通り)
・「o, p, x」:oは8か9の2個、pはo以外の1個、xは8,9以外の8個、並べ方はxの場所の選び方で3ヶ所。∴2×1×8×3=48(通り)
・「o, o, o」:oは8か9の2個。∴2(通り)
・「o, o, p」:oは8か9の2個、pはo以外の1個、並べ方はpの場所の選び方で3ヶ所。∴2×1×3=6(通り)

結局、適当に数字を2個選んだ場合は次のようになります。
数字が2個の場合=384+48+48+2+6=488(通り)。次回出現確率=488÷1,000=0.488。

数字が3個の場合

選ぶ数字は何でも良いので適当に「7, 8, 9」とします。
次回の抽せん数字が「7, x, x」、「7, 8, x」、「7, 8, 9」などになれば引っ張りが発生することになるのでそれぞれ分けて考えてみます。

・「o, x, x」:oは7か8か9の3個、xは7,8,9以外の7個、並べ方はoの場所の選び方で3ヶ所。∴3×72×3=3×49×3=441(通り)
・「o, o, x」:oは7か8か9の3個、xは7,8,9以外の7個、並べ方はxの場所の選び方で3ヶ所。∴3×7×3=63(通り)
・「o, p, x」:oは7か8か9の3個、pはo以外の2個、xは7,8,9以外の7個、並べ方はxの場所の選び方で3ヶ所。∴3×2×7×3=126(通り)
・「o, o, o」:oは7か8か9の3個。∴3(通り)
・「o, o, p」:oは7か8か9の3個、pはo以外の2個、並べ方はpの場所の選び方で3ヶ所。∴3×2×3=18(通り)
・「o, p, q」:oは7か8か9の3個、pはo以外の2個、qはo,p以外の1個。∴3×2×1=6(通り)

結局、適当に数字を3個選んだ場合は次のようになります。
数字が3個の場合=441+63+126+3+18+6=657(通り)。次回出現確率=657÷1,000=0.657。

一応ここでまとめておきます。
数字が1個の場合:その数字が次回出現する確率=0.271
数字が2個の場合:それらのうち少なくとも1個の数字が次回出現する確率=0.488
数字が3個の場合:それらのうち少なくとも1個の数字が次回出現する確率=0.657

なんだかどこかで見覚えがある数字が並んでいます。パターン別に引張確率を計算したときに出てきた値です。情けない話ですが、実は管理人は「引張確率」という特別なものが何か他に別物で存在すると思い込んでいました。更にもう1つ情けない話があるので次にその辺のことをまとめておこうと思います。

引張確率と出現確率

パターン別に引張確率を計算したときに次の値が出てきました。
シングル回:次回引張あり確率=0.657
ダブル回:次回引張あり確率=0.488
トリプル回:次回引張あり確率=0.271

数字の個数を変えて計算した場合と同じ値になっています。シングル回=数字が3個、ダブル回=数字が2個、トリプル回=数字が1個なので考えてみれば当たり前の話です。なぜ管理人は「引張確率」を特別なものと思い込んでいたのか意味不明です。

しかし、「引張確率」なんて特別なものはないとわかってしまえば簡単な話です。
シングル回の次回に引っ張りが発生する確率=3個の数字のうち少なくとも1個の数字が次回出現する確率
ダブル回の次回に引っ張りが発生する確率=2個の数字のうち少なくとも1個の数字が次回出現する確率
トリプル回の次回に引っ張りが発生する確率=1個の数字が次回出現する確率
呆れるほど単純なお話です。

もう1つの情けない話は上で計算した1個の数字が次回出現する確率=0.271です。正直言って管理人は10個の数字が次回に出現する確率は10分の1、3ケタだから10分の3と深く考えずに思い込んでいました。あれぇ?と思い早速エクセルで実際に数えてみると、例えば「0」を含む3ケタの数字は1,000件中271件(※数字の個数は300です。少なくとも1個にすると271です。)、数字を2個「0or1」にすると1,000件中488件(※数字の個数は600です。少なくとも1個にすると488です。)などと出てきます。271件しかなければ10分の3になるわけがないですよね。これには自分の馬鹿さ加減に呆れてしまいました。ナンバーズ4でも同じことをしているのでダブルのショックでした。

だけど実際に数えてみたおかげでナンバーズ3の引張確率理論値の計算に自信が持てたのは確かです。異なる方法で計算して、更に実際に数えても全て同じ値なのだから自信は深まります。ということで、上では3個の数字までの計算でしたが、折角なので10個の数字まで計算してみようと思います。

ナンバーズ3 n個の数字のうち少なくとも1個含む確率

シングルの場合、次のような計算になります。
(シングル回の次回に引っ張りが発生する確率)=1-(次回引張なし確率)=1-(次回引張なし)÷(全通り)
=1-(次回出現しない)÷(全通り)=(3個の数字のうち少なくとも1個が次回に出現する確率)

ナンバーズ3のシングル回の引張確率は3個の数字のうち少なくとも1個が次回に出現する確率と同じで、次回引っ張りが発生しないのは3個の数字が1個も出現しないことと同じだということです。同じならば数字の個数を6個まで増やせば引っ張り+飛び石の最大個数になるので、引っ張りか飛び石のどちらかが発生する確率が求まるはずです。

実際に計算してみます。例えば数字が3個の場合、その他の7個で決まるのは、(次回出現しない)=73(通り)です。なので、(3個の数字のうち少なくとも1個が次回に出現する確率)=1-73÷(全通り)になります。

数字をn個にすると、(n個中少なくとも1個が次回出現する確率)=1-(10-n)3÷(全通り)です。これを使って10個まで計算してみます。上で3個まで計算していますが再度やってみます。

(1個中少なくとも1個が次回出現する確率)=1-(10-1)3÷(全通り)=1-93÷1,000=0.271
(2個中少なくとも1個が次回出現する確率)=1-(10-2)3÷(全通り)=1-83÷1,000=0.488
(3個中少なくとも1個が次回出現する確率)=1-(10-3)3÷(全通り)=1-73÷1,000=0.657=(引張の最大個数)
(4個中少なくとも1個が次回出現する確率)=1-(10-4)3÷(全通り)=1-63÷1,000=0.784
(5個中少なくとも1個が次回出現する確率)=1-(10-5)3÷(全通り)=1-53÷1,000=0.875
(6個中少なくとも1個が次回出現する確率)=1-(10-6)3÷(全通り)=1-43÷1,000=0.936=(引張&飛石の最大個数)
(7個中少なくとも1個が次回出現する確率)=1-(10-7)3÷(全通り)=1-33÷1,000=0.973
(8個中少なくとも1個が次回出現する確率)=1-(10-8)3÷(全通り)=1-23÷1,000=0.992
(9個中少なくとも1個が次回出現する確率)=1-(10-9)3÷(全通り)=1-13÷1,000=0.999
(10個中少なくとも1個が次回出現する確率)=1-(10-10)3÷(全通り)=1-03÷1,000=1

「前回&前々回の出現数字を絡めて購入しよう」的なものをよく目にします。ナンバーズ3では6割以上の確率で出現する場合が多そうです。だけど、1個に数字を絞った途端に出現確率は2割7分になってしまう。理論的にはそんな感じです。

この計算はあくまでn個の数字というように数字に着目して計算したものです。回に着目した場合は次のようになります。
ナンバーズ3は、シングル(数字が3個)=720/1,000、ダブル(数字が2個)=270/1,000、トリプル(数字が1個)=10/1,000の確率で理論的には出現します。

なので上手く表現できませんが、ナンバーズ3では、0.657の確率で引っ張りが発生する回が720/1,000、0.488の確率で引っ張りが発生する回が270/1,000、0.271の確率で引っ張りが発生する回が10/1,000だけ存在することになります。

結局、
ナンバーズ3の引張確率=0.657×720/1,000+0.488×270/1,000+0.271×10/1,000=0.60751
になります。ホントにうまく表現できませんが回として次回引っ張りが発生する確率の理論値がこの値で、数字として適当に決めた数字が次回出現する確率の理論値が上で求めたn個中少なくとも1個が次回に発生する確率になります。

このページでは、適当に決めた数字が次回に発生する確率を計算してみました。ナンバーズ3の引張確率もパターン別に求めたものと同じになりました。ただ、この引張確率理論値は実際の抽せん結果の引張確率と比べてどうなっているか気になります。全然違う結果ならこの引張確率理論値はダメだということになります。ということで、次は引張確率の理論値と実際値の比較をやってみようかと思います。

参考までに各々の引張確率(理論値)を挙げておきます。
ロト6
引張確率:0.618666195。1個の数字が次回出現する確率:0.139534884
ミニロト
引張確率:0.612856142。1個の数字が次回出現する確率:0.161290323
ナンバーズ4
引張確率:0.8044975。1個の数字が次回出現する確率:0.3439
ナンバーズ3
引張確率:0.60751。1個の数字が次回出現する確率:0.271