等級 | 当せん確率 | 当せん金額 (理論値) | 期待値 (理論値) | 損益分岐 | 継続買 可能性 | まとめ買 可能性 | 平均当せん金額 (実際値) | 期待値 (実際値) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1等 | 1/169,911 | 10,046,800円 | 59.13 | 50,234 | 0.25595 | 0.29565 | 13,202,015 | 77.70 |
2等 | 5/169,911 | 144,300円 | 4.25 | 721 | 0.02099 | 0.02122 | 152,373 | 4.48 |
3等 | 125/169,911 | 10,000円 | 7.36 | 50 | 0.03613 | 0.03678 | 10,100 | 7.43 |
4等 | 3,250/169,911 | 1,000円 | 19.13 | 5 | 0.09205 | 0.09564 | 961 | 18.38 |
損益分岐点やその回数(口数)だけ継続買いしたときとまとめ買いしたときの当たってしまう可能性の計算をした結果を表にしてみました。このページではミニロトの継続買いやまとめ買いをした時の当たる確率を計算しています。計算がもし間違っていても大目に見ていただければと思います。
まず最初にミニロトの損益分岐点、儲けるためには何回(口)のうちに最低1度は当たらなければいけないか単純に理論値で計算してみます。
・1等:10,046,800円÷200円/口=50,234口
・2等:144,300円÷200円/口≒721口
・3等:10,000円÷200円/口=50口
・4等の場合:1,000円÷200円/口=5口
実際の当せん金額はいくらになるか当たってみなければわかりませんが、理論値で考えると5口の購入で最低1度でも4等に当たれば儲けることはできます。もしだめだったとしても50口の購入で最低1度でも3等に当たれば儲けることはできます。それでだめだったとしても721口の購入で最低1度でも2等に当たれば儲けることはできます。最終的に50,023口の購入で最低1度でも1等に当たれば儲けることはできます。
この損益分岐点の口数分まとめ買いした時と、毎日1口ずつ損益分岐点の回数まで継続購入した場合の当たる確率を表4に記載しました。以下でこれら確率の計算をしてみようと思います。
ミニロトの1等は当せん確率が1/169,911なので、同じ日に別数字でミニロトをまとめ買いすると、
1口:1×1/169,911=0.00000588543
2口:2×1/169,911=0.00001177087
3口:3×1/169,911=0.00001765630
4口:4×1/169,911=0.00002354174
5口:5×1/169,911=0.00002942717
となり、別数字で5口のまとめ買いは単純に5倍の当せん確率になります。
毎日1口ずつ継続買いを続けたときの当せん確率を考えてみます。ミニロトの1等は当せん確率が1/169,911なので1回目が外れる確率は1-1/169,911=169,910/169,911、2回続けて外れる確率は169,910/169,911×169,910/169,911=(169,910/169,911)2、2回目が当たる確率は1-(169,910/169,911)2のように当せんする確率を計算していくと、
1回:1-(169,910/169,911)1=0.00000588543
2回:1-(169,910/169,911)2=0.00001177083
3回:1-(169,910/169,911)3=0.00001765620
4回:1-(169,910/169,911)4=0.00002354153
5回:1-(169,910/169,911)5=0.00002942682
となり、毎日1口ずつ5回の継続買いの当せん確率は単純に5倍とまではいきません。
まとめ買いと継続買いの当たる確率を5回(口)分だけ計算しました。これを損益分岐点の回数だけ繰り返して計算すると表4のようになります。まとめ買いの方が当たる確率は高いけどかなりの口数が必要だなという感じです。ロト6と同様に継続買いとまとめ買いの当せん確率の差が気になるだけの口数はとてもじゃないけど管理人に手が出せるまとめ買いではありません。
ミニロトでもナンバーズ3などと同じように大口購入では還元率(期待値)が気になってくるかもしれませんが、それ以前に自分の資金量が問題になりそうです。ミニロトはコンスタントに3等などに当せんしながら長い目で1等を狙っていく。そういう方法を見つけるために時間を割いた方が良いような感じです。
あたりまえですが最大限のまとめ買い、全通り購入すれば100%確実に当せんします。全通り買いはナンバーズ3のボックスならやってできないことはないという感じでした。ナンバーズ4ではそれなりに厳しく、ロト6ではまず不可能な全通り買いです。ミニロトでも相当厳しいのは明らかですが計算してみたいと思います。
ミニロトは全169,910通りで1口200円なので全通り買いに必要な資金は、169,910通り×200円/口=33,982,000円になります。これだけ使って全通り買いをして戻ってくるのは理論上は約1,500万円です。実際では、1等の当せん金額で3,400万円を超えたのは本ページ作成時に過去10回あるので運が良ければ儲けることができます。
1等の当せん金額だけ見てみると、第642回(2011年11月29日):4,000万円、第627回(2011年08月16日):3,600万円強、第626回(2011年08月09日):3,500万円強、第601回(2011年02月15日):3,700万円強、などがあります。全通り買いなので2等~4等も当然当せんしているので儲けはもっと増えることにはなります。
最後に、ミニロトを毎日1口ずつ継続して購入し続けた場合に当たる確率をグラフにしてみました。
図1では4等がわかりにくいので横軸の目盛を1/100にしたのが下の図です。
上で行った毎日1口ずつ継続買いをしたときに当たる確率の計算を何回も繰り返して図にするとこのようになります。
ロト6ほどではないですがミニロトも高額当せんするのはなかなか大変そうです。やはり、長期的に1等当せんを目指しながら適度に3等くらいに当たる方法が必要な感じです。